【益田市民後見人養成研修】の講師を努めました。

10月11日(木)益田市社会福祉協議会さんが主催された市民後見人養成研修の最終回において、「市民後見人概論」というテーマを頂戴し、お話しさせていただきました。

「市民後見人」の活動については論点が多く、お伝えしたい内容を盛り込み過ぎたと反省しております。最後まで熱心に聴講して下さった多くの市民の方々ににあらためて御礼申し上げます。

利用されるご本人が信頼されるお人柄であって、かつ、後見の職務を適正に進めることが出来る誠実な市民後見人は、本人の意思に寄り添ったきめ細やかさという面では、専門職と同等あるいはそれ以上のレベルの支援をなし得る可能性を秘めているものと私は思います。

一方で、専門職が迅速かつ的確に対応しなければならない事態を含むケースが一定の割合で存在することも確かです。例えば、複数の親族間での未完の相続の問題が就任前より課題として明らかな場合などです。

ただ、そういった場合においても、例えば、相続問題については専門職(弁護士・司法書士・行政書士)が対処する一方で、日々の生活課題については市民後見人が中心となって本人や医療・介護関係者と関わるなど、後見人に求められる課題解決の専門性に課題に応じて役割を分かち合う「複数後見」といった対応が考えられます。

あるいは、法的な課題が終結し日常的な金銭管理や生活支援に専念できるようになった時点で、後見人を専門職から市民へと引き継ぐ方法も取りえます。

現時点では、法律・福祉に関する専門知識や活動経験の蓄積という点で専門職に一日の長がありますが、将来的には市民と専門職とがそれぞれの強みを活かしつつ、利用者にとって身近な立ち位置で最善の支援に務めることのできる心強いパートナーとして、専門職と共に励めるものと信じております。

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